お知らせ

2015年9月15日
石川県総合防災訓練で行政書士による申請模擬訓練(2015年9月6日)

当会は、本年9月6日に実施された石川県総合防災訓練に参加して,災害発生後の救援活動の模擬訓練を行いました。この総合防災訓練では、石川県内灘町に地震と津波による大規模災害が発生した ものと想定して、県内の官公庁や民間機関(91機関・約2800人)が参加して、 避難及び救援の訓練を行いました。

当会は、本年1月に石川県と防災協定を締結していたこともあり、石川県より要請 を受けてこれに参加しました。もとより、県と締結した協定は、行政手続の無料相談 を行うことを内容とするもので、発災直後から救援活動に参加することを想定したも のではありません。しかし、この段階から行政書士が関与できる申請手続があるため、 この手続を模擬訓練することとしました。

当会の訓練は、石川県警と協同して行う「規制除外車両届出・証票交付申請訓練」で すが、その概要は以下のとおりです。

(1) 大規模災害発生時には交通規制がかかり車両の通行が規制されるところ、 救援部隊が移動するためには規制除外車両を届出て章票を取得する必要が ある。そこで、この申請手続を申請人から依頼を受けた行政書士が行う。

(2) 行政書士事務所は、会場の西荒屋小学校運動場の一角とし、 検問所を校門付近に設けて、申請先警察署を当会会場の隣とする。

この訓練には、石川県知事や内灘町長及び国土交通省北陸地方整備局長も視察に 訪れ、当会会長がこの模様を説明しました。今後は、この訓練に参加して得たノウハウを会員の共有財産とし、災害発生時に 我々が県民の支援に向けてその力を存分に発揮できるよう、研鑽を重ねる所存です。

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