お知らせ

2019年07月10日
産廃業務研修会を開催しました

6月27日(木)、石川県地場産業振興センターにおいて当会会員向けの産廃業務研修会が開催され、22名の会員が参加しました。

テーマは、「産業廃棄物全20種類(特別管理産業廃棄物を除く)を完全網羅!産業廃棄物ってどんなモノ?」として、建設・産廃等業務研究会の代表世話人である寺田隆会員に講師をしていただき、産業廃棄物処理業で取り扱う産業廃棄物についての理解を深めました。

産業廃棄物全20種類の具体的な分類については、あらゆる事業から発生する産業廃棄物と特定の事業から発生した場合のみ産業廃棄物となるものがあります。また、例えば建設工事現場から排出された産業廃棄物と建設現場以外から排出されたものにおいて分類が異なることがあります。それらを産業廃棄物の写真なども交えながら理解しやすいように分類方法の例示を解説していました。さらに分類された物の性状を把握するための説明は、収集運搬業や処分業についての周辺知識にも役に立つものでした。

廃棄物排出事業者の責務として、事業系ごみと家庭ごみの分類や事業系の20種類のごみの分類をしっかり理解していないと、場合によっては不法投棄などに該当し、非常に思いペナルティーが課されます。産廃業務に取り組む行政書士は廃棄物の処理に関する法令を精通しており、リスクマネジメントができることから廃棄物事業者とよいパートナーシップを築いていくことが可能です。

研修会の終盤には、講師が産業廃棄物業務の魅力について語る場面があり、環境問題が注目されている世の中において、行政書士が環境系業務に強いスペシャリストとしての地位を目指すことの重要性を考えさせられました。

広報・監察部 宮田 貢

 


会場の模様

講師を務める寺田隆会員

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