お知らせ

2019年11月20日
行政書士インターンシップ インタビュー

9月18日から26日の6日間、当会の茅野 智勇会員の事務所において、金沢大学人間 社会学域法学類 法律事務インターンシップ(就業体験学習)が行われ、法律事務に特化した就業体験として行政書士の法律事務を金沢大学の学生が体験しました。
広報・監察部では、インターンシップを終えた学生に行政書士の就業体験を通じてどのような感想を持ったのかインタビューをしました。

インターン学生:金沢大学人間社会学域法学類2年 金子 晃人(カネコ アキト)氏
インタビュアー:広報・監察部 宮田

インタビュアー
宮田(以下 宮)
インターンシップに参加した理由を教えてください。
インターン学生
金子さん(以下 金)
社会に出る前に、実際に働く現場の見学・体験を通して自分が働くイメージを得たかったからです。また、行政書士に限らず士業を職として働く方の姿をイメージできなかったため、実際にその現場を見学してみたいと感じたためです。行政書士の仕事は、他の士業と比べ、業務の範囲が広いということを耳にしたため、より多くのことを目にすることができるだろうと思ったことも理由にあります。
なるほど、体験することは聞いたりすることとは違いますよね。
その体験で行政書士のイメージにギャップを感じることがありましたか。
インターンシップ参加前のイメージとしては、行政書士に限らず士業を職とする人達は、同業者の人との関わりは、業務を通したもの以外はどちらかといえば少ないというイメージを持っていましたが、実際は、組織としての形もあって、そこでの関わりも大いにあったことです。
はいそうですね。
インターンシップを通して行政書士業務を把握できましたか。
インターンシップ体験前と比べては、実際に働く現場を見学させていただいたこともあって、行政書士という仕事についての理解も深まって、イメージもできるようになったと感じています。
それはすばらしいことですね。
行政書士に希望が持てたこと・不安を感じたことはありましたか。
実際に働く現場を見学させていただいて、仕事を通して同業者の方、役所や顧客の方とのつながりも自身の働き方次第ではどんどん広がっていくこと、需要も十分にあることは希望に感じました。加えて、行政書士のための研修会といったものがあることは、行政書士になった際大いに助けになるだろうと感じました。
不安に感じたことは、行政書士として働くことになったら基本開業することになり、ゼロから仕事を始めていくことになることです。実際の業務は、経験していかないと学べなかったり、開業する際も経営に関してであったり、実際に働く際分からないことが多いと考えられるため、その点は不安に感じました。
そうですね、不安に感じた気持ちはよくわかります。
行政書士を身近に感じたことがあれば教えてください。
役所や商業施設などで定期的に無料相談会を開いていること、また、無料相談会を実際に見学させて頂いたときに、相談者の方と遺産相続の相談を行っている場を見学して、相続などの話が持ち上がったとき行政書士の方に相談できることが分かって、行政書士の存在を身近に感じました。
それはありがたい意見です。
我々、行政書士について聞きたいことはありますか。
大学卒業から一人前の行政書士になるまでの過程で必要になること・すべきこと等についてです。
機会があればいつでも相談してください。
将来、行政書士になりますか。
大学での職業説明会のようなものにも参加する予定もあり、他にも気になっている職業もあるため、まだ目指すものは定まっていませんが、行政書士を目指す意味は十分にあると感じました。
こちらも機会があれば相談ください。
今回のインターンシップの受入れ事務所である茅野智勇会員に対して、一言お願いいたします。
行政書士に関してここまで知ることが出来たのは、茅野先生に、実際に働く現場に付き添わせて頂いたり、お忙しい中色々お話をさせて頂けたりしたおかげです。今回インターンシップをさせて頂き、本当にありがとうございました。
金子さんもインターンシップの参加をありがとうございました。

広報・監察部 宮田 貢

 


インタビュー風景

インターン学生 金子 晃人氏

インタビュアー 宮田 広報部員

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