お知らせ

2019年12月26日
第6回入管業務研修会(介護分野)を開催しました。

令和元年12月19日、石川県地場産業振興センターに於いて当会主催入管法研修が開催されました。当会の向井隆郎会員が講師を務め、「介護分野における外国人材の受入れについて」という内容で約2時間研修を行いました。

当会は今年度入管法研修を在留資格別に分けて全6回開催し、今回が最終回となります。介護分野においては、平成29年9月1日に在留資格介護が新設され、平成29年11月1日には技能実習制度に介護職種が追加。そして平成31年4月の改正入管法において特定技能介護が創設されました。この数年で目まぐるしく業界が変わっていることから興味関心が高く、35名の会員が参加しました。

研修では、まず日本の人口減少高齢社会について考え、介護人材不足、介護分野で働くことのできる外国人の諸制度の確認、外国人介護職員を雇用できる制度についておさらいし、EPA介護福祉士候補者やEPA介護福祉士、在留資格介護、技能実習、特定技能といった様々な制度における受入れ時や受入れ後の注意点や入国から帰国までの流れについて学びました。

介護業界においては、今注目されている「特定技能」に限らず、前述の通り様々なルートで日本に入国できる仕組みがあります。行政書士として適正な入国ルートを模索・提案し、外国人材を受入れるスキーム作りから関わることの重要性を改めて感じました。

広報・監察部としては、令和1年7月5日に石川県事務局内に開設した「石川県外国人材受入サポートセンター」と共同して、行政書士は官公庁に提出する書類手続きに留まらず、介護業界の外国人採用や外国人管理の分野でも活躍していること、そして行政書士が企業の外国人採用・在留資格申請の専門家であるということのPR活動を続けていきます。

研修会資料は「会員の部屋」に掲載しております。
※当会会員の部屋ID・PASSが必要となります。
http://ishikawakai.com/Document/Details/48

広報・監察部 副部長 吉田 美緒

 


講師の向井隆郎会員

研修会の様子1

研修会の様子2

研修会資料

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