お知らせ

2020年1月20日
金沢大学北陸寺子屋セミナー実施のご報告

令和2年1月17日、金沢大学に於いて「かがやき・つなぐ」北陸・信州留学生就職促進プログラム第2弾「留学生が働きたい仕事を創ろう~在留資格要件・外国人留学生の希望を踏まえた採用・入社後活躍を考える~」が開催されました。
当プログラムには、金沢大学・金沢大学大学院に通う来春卒業予定の 留学生と、外国人採用を考える北陸の企業が参加しました。

石川県行政書士会は、菅原純平会員・吉田美緒会員・古川逸人会員がファシリテーターを務め、プログラムの始めに「金沢大学の留学生が使える在留資格とは」というテーマで、技術・人文知識・国際業務、特定活動46号(N1特活)、高度専門職の3つの在留資格の違い、各申請の際に必要な書類について約20分講義を行いました。留学生には卒業後の自分の在留資格を知り、どうすれば高度専門職にキャリアアップできるかを知ってほしいということ、企業担当者には内定者に最適な在留資格を知り、高度専門職を取得するためのプロセスを把握し内定者と共有してほしいということを伝えさせて頂きました。
また、留学生採用に関する知識を学び、今後外国人材の採用を強化していく中で採用について不明点があれば、令和1年7月5日に石川県行政書士会事務局内に開設した「石川県外国人材受入サポートセンター」に問い合わせをして頂きたい点についても伝えさせて頂きました。

講義後には、留学生と企業担当者のワークが行われました。留学生側から働く際に大事にしたいことが発表され、企業担当者側からは自社の事業内容・仕事の概要について説明がされました。また、ジェトロ掲載の求人票を留学生と企業担当者が一緒に見ながら、よりよい求人票にするにはどうしたら良いか、誰に何をどのように伝えたいかという視点で採用について考え、留学生の希望を踏まえた求人票を作成しました。
留学生は北陸の企業の事業内容や福利厚生等、オリジナリティーある取り組みを知り就職先の幅が広がった他、企業担当者は、自社では思いつくことの出来なかった提案や要望が留学生からなされ改めて採用について考えることができ、大盛況でイベントは終了しました。

広報・監察部としては、「石川県外国人材受入サポートセンター」と共同して、行政書士は留学生に関する入管手続きに留まらず企業の外国人採用コンサルとしても活躍していること、そして行政書士が企業の外国人採用・在留資格申請の専門家であるということのPR活動を続けていきます。

広報・監察部 副部長 吉田 美緒

 


講師を務める菅原純平会員

講義の様子

吉田美緒会員

古川逸人会員

留学生 企業担当者 当会会員 三者によるワークの様子

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