お知らせ

2021年2月24日
行政書士開業セミナー実施報告

石川県行政書士会では、令和3年2月11日に行政書士開業セミナーを開催いたしました。

当会は毎年行政書士開業セミナーを開催してまいりましたが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症への配慮から、会場での開催ではなく、オンラインでの開催といたしました。行政書士試験の受験を考えられている方から、今年の行政書士試験合格者の方々、開業間もない方々まで県内から20名、またオンラインでの開催ということもあり県外からも5名の方々にご参加頂きました。

セミナーではまず谷川竜一業務部長より「行政書士業務について」の説明を致しました。

行政書士が取り扱う書類の数は数万あると言われており、業務範囲が多岐にわたることから、石川県内で相談を受けることが多い主な業務(建設業許可申請・産業廃棄物収集運搬業許可申請・その他許認可申請・遺産分割協議書・金銭消費貸借契約書・その他契約書等・総会議事録等)について説明を致しました。また、開業後に悩むことが多い業務の進め方、業務の覚え方についても説明いたしました。

次のセクションでは、3名の行政書士が自身の経験等についてお話をいたしました。まずは、「専門特化事務所の行政書士の声」ということで、入管業務に専門特化している菅原純平会員から専門特化事務所の面白味、専門特化出来たサービス等についてお伝えいたしました。次に「補助者経験から独立開業した行政書士の声」ということで、補助者経験から独立開業した吉田美緒会員から補助者経験を積もうと思った経緯、補助者経験後開業して良かったこと、補助者経験をしたからこそ身に付けられたこと等をお伝えいたしました。最後に「組織型事務所の行政書士の声」ということで、補助者を多くかかえ事務所運営をしている濱田隆弘会員より事務所の特徴、組織型事務所へのきっかけ、組織型事務所のメリットデメリット、組織型事務所の醍醐味等をお伝えいたしました。それぞれが特徴を活かしながらも開業の経緯や行政書士の面白味という共通のテーマで話し、参加者の皆様がそれぞれの話を比較しながら自身が開業した場合のイメージを考えることができたのではないかと思っています。

参加者の皆様には、「行政書士は、人や企業の人生の分岐点で関わることができる数少ない素晴らしい職業である」ということをお伝えできたのではないかと考えています。

石川県内で行政書士開業を希望される方は、当会まで電話にてお問い合わせください。

総務・経理部 吉田 美緒

 


菅原会員(専門特化型事務所)

 


吉田会員(補助者経験から独立開業)

 


濱田会員(組織型事務所)

 

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