お知らせ

2019年10月16日
内灘町立白帆台小学校にて法教育特別授業を実施しました。

講師は本会会員に広く募集し、応募者の中から、社会貢献事業部で慎重な協議の結果、金沢支部の出見世雅之会員を講師として決定しました。また講義内容については、昨年度好評を得た内容を基に1週間前には、本会会議室でリハーサルを行ない、出席した社会貢献事業部内の意見も数多く取り入れて万全な態勢で講義当日を迎えました。

今回も、行政書士制度広報月間にあわせ、日本行政書士会連合会公式キャラクターであるユキマサくんと、社会貢献事業部部員6名が、法教育に講師とともに同行しました。

講義は、スライドを活用しながら、世の中にはいろいろな「きまり事」があり、なぜ「きまり事」が必要なのかという疑問点を子供達の目線に合わせ、行政書士の立場として、着ぐるみのユキマサくんを交え、クイズ形式も取り入れ、楽しい動きのある講義を行いました。当日は校舎の中に貼りだしてある学校のきまりを急遽、スライドの中に取り入れ、子供たちにとっては、まだ遠い存在である法律と身近な学校のルールが実は、つながっていることを理解してもらえたと思います。講師の出見世会員のメリハリのある進行と、子供たちの積極的な意見発表が学びの場に大きく貢献したように思われ、講義終了後のテレビ局からの子供たちへのインタビューにおいては、本教育で伝えたかったことが子供たちの感想の中に聞くことができ、法教育を実施した目的は果たせたと思います。

法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身に付けるための教育は自由で公正な社会において、今後もますます必要になっていきます。法で禁止されているからダメというのではなく、なぜ法で禁止されることになったのかを考えてもらうような内容や、ルールを定める過程に積極的に参加することの重要性を理解する力を育成すべく、今後も当会一丸となって、法的なものの考え方を身に付けるための教育の普及に尽力します。

最後に、今回の法教育実践活動にあたり、白帆台小学校、岡田校長先生、長丸教頭先生その他関係各位に多大なるご協力を得たことを感謝申し上げます。

講義内容抜粋

  • 1.なんで「きまり事」を守るのが大切なんだろう?
  • 2.小学校にある「決まり事」を考えてみよう!
  • 3.世の中、社会の「きまり事」をみてみよう!
  • 4.もしも街から「きまり事(ルール)」がなくなってしまったら……。
  • 5. 国のきまり事「法律」って誰が作るの?

※10月2日石川テレビで法教育実践活動の様子が放送されました。

石川県行政書士会 社会貢献事業部
法教育グループリーダー 岩本 美恵子

 


挨拶をする向井会長

講師の出見世会員

ユキマサくん

◯×に答える児童たち

法律の説明を真剣に聞く児童たち

インタビューを受ける児童

打ち合わせ中の小山内社会貢献事業部長

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