お知らせ

2020年2月14日
金沢市立西公民館での行政書士出前講座について

当会では社会貢献活動の一環として、昨年度より地域の公民館や福祉施設を訪問して遺言や相続、成年後見制度など身近な法律知識に関する出前講座を行なっています。

2月5日(水)、金沢市立西公民館を訪れ「遺言の作成・終活の知識」というテーマで行政書士出前講座を開催、講師は金沢支部の今村和宏会員が務めました。
雪のちらつく悪天候の中、地域の高齢者18名が参加し、「体の自由が利かなくなったら?」「認知症になったら?」「自分が死んだあと残された妻(夫)はどうなる?」といった、高齢者に身近な法律知識について実際にあった事例を交えて紹介しました。
出前講座の最中には、講師の体験談に会場が沸く場面や、自身の経験と照らし合わせて深く考えるような場面も見られました。

終了後の質問コーナーでは、「遺言書がなかったらどうなるのか」「延命措置拒否の意思を紙に書いておけば有効になるのか」「成年後見制度にはお金がかかるのか」など、多くの質問が寄せられ、高齢者にとって身近な問題である遺言の作成や終活の知識への関心の高さを感じました。

昨年度は5件の開催でしたが、本年度は13件の申込があり、出前講座に対する市民のニーズの高さを実感しております。当会ではこれからも出前講座や法教育特別授業等の社会貢献活動を通じ、「行政書士」が身近な街の法律家であることを県民・市民の皆さんに実感頂けるような活動を続けて参ります。

広報・監察部長 小関裕一

 


講師を務める今村和宏会員

会場の模様

金沢市立西公民館

当日の資料

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